引越しの横持ちと料金の関係性

横持ちとは?引越し料金との関係性や費用を安く抑えるコツを総まとめ!

引越し作業員の「ひこしお」です。

引越し業界では、「横持ち」という用語を頻繁に使用しています。この記事をご覧の方は、きっとどこかでこのフレーズを耳にされた方ではないでしょうか。

果たして横持ちとは、どのような意味なのでしょうか。また横持ちが発生すると、引越しの料金に影響を与えるのでしょうか。

そこで今回の記事では、
  • 業界用語の「横持ち」の意味!
  • 引越し料金と横持ちの関係性!
  • 横持ちを伴う引越し料金を安くする方法!
  • 筆者が体験した最恐の横持ち体験談!
などの情報を詳しく解説していきます。

今度の引越しに横持ちを伴う可能性は十分にございます。まずは横持ちの意味を整理して、引越し料金を安くする方法もご確認くださいね。

引越し業界用語の「横持ち」を徹底解説!

まずは「横持ち」という用語の意味から整理していきましょう。引越し現場において、荷物の横持ちが発生することは、決して珍しい話ではありません。

次回の引越しで横持ちが想定されるか否かもイメージしながらチェックしてみてくださいね。

横持ちとは?

横持ちとは、家とトラックの間の荷物の移動のことです。

横持ちは台車を用いて作業するのが基本ですが、地面が舗装されていないなどの事情が発生すると、荷物を手運びすることになります。

もちろん全ての引越し現場において、多少なりとも横持ちは存在します。ただその距離が短い場合は、特段と「横持ち」と表現することはありません。ご想像の通り、横持ちの距離が長くなるほど、引越し屋泣かせの現場と化します。

ちなみに、階段やエレベーターを用いた移動のことは「縦持ち」と表現します。こうした移動は横持ちとは異なりますので、区別していただければと思います。

横持ちが発生する引越し現場の特徴!

引越し作業をしていると、荷物の横持ちが発生する現場は意外とたくさんございます。代表的な横持ちパターンを2点ご紹介していますので、ご自分の引越しに当てはまるかチェックしてみましょう。

トラックを建物に付けられない!

横持ちが発生するパターンとしては、トラックを建物にベタ付けできないケースが最も多いです。

道路の道幅が狭くてトラックが侵入できない現場では、トラックを止めている場所まで横持ちが必要です。

また細い道路で、通行量の多い引越し現場も該当します。トラックをベタ付けしてしまうと、車が通行する度にトラックを移動させなければいけません。このため近くの道幅が拓けた箇所にトラックを駐車せざるを得ず、その間の距離が横持ちとなってしまいます。

マンションの廊下が長い!

トラックを建物にベタ付けできても、マンションの廊下が長いと、横持ちが発生してきます。

横持ちの代表的な箇所は、エントランスホールとエレベーターの間の移動です。移動距離が短ければ何の問題もありませんが、30メートルくらいあると「横持ちだな〜」と感じてきます。

また大型マンションの場合、エレベーターからお部屋までの動線が非常に長い物件があります。これも同様に横持ちと言えます。

Point
横持ちとは水平方向の荷物の移動のこと!
引越し現場では頻繁に横持ちが発生する!

横持ちと引越し料金相場の関係性!

横持ちが発生する場合、どの程度の料金が発生してくるのでしょうか。

あくまで相場の目安ですが「横持ち10mあたり1,000円程度」の追加料金が発生している可能性があります。

ただ見積もり書を確認しても「横持ち」という費用項目は見当たらないことが普通です。横持ち料金は基本料に上乗せし、見えない形で提示していることが一般的です。

ただし横持ちの距離が短い場合は、追加料金が発生していない可能性もあります。横持ち料金が発生する距離の目安は難しいですが、トータルで50m以上の横持ちが必要な現場では、追加料金がかかっている可能性は高いと言えます。

Point
横持ち距離が長いと、追加料金が発生している可能性あり!

横持ちがあると引越し料金が高くなる理由!

横持ちの距離に応じて料金が発生することには、しっかりとした理由がございます。決して引越し業者がボッタクリをしている訳ではありません。

そこで横持ちに料金が発生してしまう背景を見ていきましょう。

作業工数の増加!

引越し料金を計算する上で、作業時間は重要な指標です。もちろん作業時間が長くなれば、それだけ引越し料金も高くなります。

横持ちの移動距離が長いと、荷物を運搬するのに時間がかかってしまいます。それだけ作業工数が多くなりますので、その分に追加料金を上乗せしているのです。

作業人員の増加!

横持ちの移動距離が長いと、作業スタッフを増員する必要性が生じてきます。そして作業員が増えれば、その分の人件費が追加料金として発生してきます。

特に台車を使用できない現場では、作業員を増やして対応せざるを得ません。

残念ながら、お客様が作業員の人数を指定することはできませんので、「少数精鋭で頑張ってくれ!」と人件費削減の値引き交渉をすることは難しいです。

Point
横持ちがあると、作業工数・人員数の都合で料金が割増に!

横持ちを伴う引越し料金を安く抑える方法!

横持ちを伴う引越し現場でも、その料金を格安に抑える方法はございます。正直なところ、横持ちに追加料金を取るか否かは、引越し業者によって判断が異なる部分です。

だからこそ横持ちの伴う引越しは、複数の業者に見積もりを取ることがとても大切です。

無料サービスの「引越し一括見積もりサイト」を利用すれば、最大10社程度にまとめて見積もり依頼できますので、最安値の業者を簡単に探し出せます。

横持ちの料金だけでなく、トータルの引越し料金を大幅に安くできる可能性もありますので、ぜひとも活用したいサービスです。

すでに引越しの契約を結んでしまっている方でも、今の料金に少しでも不満があれば、ぜひ「一括見積もり」を試していただければと思います。

引越しの契約キャンセルは、当日の3日前までなら無料で行えますので、既契約を心配する必要はありません。

すでに引越し業社と契約を結んでいる方は「LIFULL引越し」のサービスがおすすめです。見積もりを取りたい業者を自分で選べますので、契約を結んだ業者を外して料金比較できます。

既契約先の引越し業社には内緒でコッソリ見積もり比較してみてくださいね。

Point
横持ちの料金設定は引越し業者ごとに異なる!
引越し一括見積もりサイトで複数の業者に見積もりを取ろう!
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番外編!筆者が経験した最恐の横持ち現場!

番外編として、筆者が実際の作業現場で経験した最恐の横持ち現場をご紹介させていただこうと思います。あれは残暑の残る9月頃の、日本屈指の高級住宅街の一角のできことです。

引越し現場に着いた瞬間に嫌な予感がしました。マンションのエントランス付近は道幅が狭く、しぶしぶ100m程度離れた安全な箇所にトラックを駐車しました。

エントランスに入るとビックリ、床一面が大理石で覆われています。そして管理人さんが驚きの一言、「台車使えませんから!」と言い放ったのです。床が大理石なので床養生は覚悟していましたが、まさか台車が使えないとは想定外です。

またエントランスからエレベーターまでが観葉植物で覆われていて、実に50m程度の並木街道が続いています。この時点で約150mの荷物の横持ちが確定します。

またそのお客様の物量も多く、2tトラック4台分という大口様の案件でした。

不幸中の幸いなことに、私はお客様のお部屋から家財を運び出す担当でしたので、地獄の横持ちは殆ど行っていません。もし150mの横持ちを行っていたらと思うと、今でも冷や汗が出てきますね。

横持ちがあっても引越し料金は安くできる!

いかがでしたでしょうか。業界用語の「横持ち」の意味や、料金との関係性はご確認いただけましたでしょうか。

横持ちの伴う引越し現場では、作業工数や作業スタッフ数の関係から、見積もり料金も若干高めに設定される傾向があります。

ただ横持ちにどの程度の料金を上乗せするかは、引越し業社によって考え方が異なる部分です。だからこそ「引越し一括見積もりサイト」を利用して、複数の業者に見積もりを取ることをおすすめいたします。

それでは引越し業者を上手に選択して、横持ちの引越し料金を少しでも安く抑えてくださいね。

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