引越しでの冷蔵庫の荷造り

知らないと危険!引越しで冷蔵庫の荷造りが必要な理由と事前準備のポイント!

引越し作業員の「ひこしお」です。

引越し現場では、荷造りされていない冷蔵庫を頻繁に見かけます。そうしたお客様は「冷蔵庫の荷造りは必要ないと思っていた!」なんて方が大半です。

ただ冷蔵庫の荷造りができていないと、冷蔵庫を運搬できません。このためお客様も当日に慌てて荷造りする必要性に迫られてしまいます。

そこで今回の記事では、
  • 冷蔵庫の荷造りのポイント!
  • 1週間前から行う冷蔵庫の引越し準備!
  • 新居で電源を入れるタイミング!
などについて詳しく解説していきます。

冷蔵庫の荷造りを怠たる、引越し当日に思わぬトラブルが発生する可能性もあります。筆者の引越し作業経験をもとに、大切な情報ばかりを掲載をしていますので、ぜひご参考になさってくださいね。

冷蔵庫の荷造りのポイントはココ!

結論から申し上げますと、冷蔵庫の荷造りのポイントは「中身を空にする」ことと「水抜き」の2点です。それぞれ詳しく解説していきますので、早速チェックしていきましょう。

引越し当日までに冷蔵庫の中身を空にする!

冷蔵庫の荷造りをする上で最重要のポイントは、当日までに中身を空にしておくことです。引越し作業は冷蔵庫を斜めにして持ち運ぶことも多いため、中身が入っている状態では運搬できません

冷蔵庫の中身はお客様のクーラーボックスに荷造りしていただき、引越しの荷物と一緒に運搬するのが一般的です。引越し業者によってはクーラーボックスの貸し出しを行なっている場合もありますので、見積もりの際に確認してみると良いですね。

残念ながら引越し現場では、中身の入ったままの冷蔵庫をたくさん見かけます。この際は「中身が入っていると運搬できないので空にしてください」とお願いするわけですが、慌ててダンボールに梱包するお客様をたくさん見てきました。

これでは冷蔵食品は傷んでしまいますし、冷凍食品は溶けてしまいます。冷蔵庫の荷造りが不十分で当日に痛い目にあうことのないよう、しっかりと対応してくださいね。

引越し当日までに冷蔵庫の水抜きを済ませる!

冷蔵庫の荷造りでは、「水抜き」という作業も必要になります。水抜きとは、冷蔵庫内の余分な水分を取り出すことです。水抜きといっても方法は簡単ですのでご安心ください。

まずは製氷装置の水や、冷凍庫の氷を処分します。次に冷蔵庫の電源を抜きます。この状態で半日程経過すると、冷蔵庫の下に付いている蒸発皿に水分が溜まっていきます。

最後にこの蒸発皿の水を捨てれば水抜き完了です。蒸発皿の場所が分からない場合は、引越し当日に作業員に「蒸発皿の水を捨ててもらえませんか」と依頼すれば対応してくれるはずです。

水抜きができていない場合、冷蔵庫を斜めにした瞬間に水が漏れ、床がびしょ濡れになってしまいます。こちらも実際の引越し現場でよくある光景ですので、ご注意してくださいね。

Point
引越しでは必ず冷蔵庫の中身を空にする!
水抜きで冷蔵庫の余分な水分を取り出す!
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冷蔵庫から水抜きする方法

冷蔵庫の霜取りは必要ない!

インターネットの情報を閲覧していると、冷蔵庫の「霜取り」が必要と記載されたウェブサイトを少なからず拝見します。

霜取りとは、冷蔵庫に付着した霜状の氷を溶かすために、扉を半日〜1日程度開けっ放しにする作業のことです。

確かに以前は霜取りが必要な時代もありました。ただ近年の冷蔵庫は「自動霜取り機能」が内蔵されており、霜が溜まらないように対策されています。ご自宅の冷蔵庫をチェックしても、霜なんて溜まっていないはずです。

平成初期の製造など、よほど年式の古い冷蔵庫を使用していない限り、冷蔵庫の霜取りを行う必要はありませんのでご安心してくださいね。

Point
近年の冷蔵庫に「霜取り」は不要!

冷蔵庫の荷造りのスケジュール感を確認しよう!

冷蔵庫の引越しの準備を効率的に行うためには、荷造りのスケジュールが大切です。この章では1週間前からの冷蔵庫の荷造りスケジュールを掲載していますので、ぜひご参考にしてくださいね。

引越し一週間前の準備!

引越しの一週間前になったら、まずは冷蔵庫の食品がどれ位あるか確認してみましょう。今ある食品は、できれば引越し当日までに食べてしまうことが理想的です。

そこで食品の消費計画を考えてみましょう。特に冷凍食品や保存食品が大量にある場合は、計画的に消費していかないと、引越し予定日までに食べきれません。

漠然としたイメージで問題ありませんので、食材をどのように減らしていくか計画立ててみましょう。

引越し3日前の準備!

引越しの3日前になると、いよいよ食品消費計画の最終段階に突入したと言えます。まだ残っている食材を中心に献立を考え、少しでも食品を減らせるように工夫していきましょう。

また3日前になったら、なるべくスーパーで食品を購入することは避けた方が懸命です。どうしても食材が足りない場合は、必要最低限の量を購入するにとどめ、引越し当日に食材が残らないように注意していきましょう。

引越し前日の準備!

冷蔵庫の荷造りの山場は、引越し前日といっても過言ではありません。引越し当日をスムーズに迎えるためにも、前日の荷造りのポイントをしっかりとご確認してくださいね。

冷蔵庫の中身を空にする!

引越しの前日になったら、冷蔵庫の中身を全て取り出すようにしましょう。冷蔵・冷凍食品はクーラーボックスに入れて、なるべく痛まないように対策してくださいね。

食品の鮮度だけを考えるなら、引越しのギリギリのタイミングで冷蔵庫の荷造りができると理想的です。ただ引越し当日はバタバタしていて、荷造りする余裕がないものです。このため前日に荷造りを終わらせておかれることをおすすめいたします。

冷蔵庫の電源を抜く!

冷蔵庫の中身を空にしたら電源を抜きましょう。これは上でご紹介した「水抜き」を行うためです。

冷蔵庫の中身が空になれば、電源を入れておく必要もありませんよね。食品の整理が終わったら、忘れずにコンセントを抜いておきましょう。

ちなみに半日もあれば冷蔵庫から水は抜けますので、前日の夜に対応すれば十分です。他のお荷物の荷造り状況とも相談しながら、上手にやり繰りしてくださいね。

引越し当日!

引越し当日になったら、冷蔵庫の蒸発皿に溜まっている水分を捨てましょう。蒸発皿の場所がわからない場合は、引越し業者のスタッフに依頼すれば問題ありませんでした。このくらいの作業なら、追加料金なしでサービスしてくれるはずです。

また冷蔵庫の中身が確実に空になっていることを再確認してくださいね。ちなみに冷蔵庫の仕切板は取り付けた状態のままで問題ありません。

冷蔵庫の吊り上げ作業が必要になると仕切板を取り外すこともありますが、この場合も引越し業者の作業員が対応しますので、仕切板はそのままにしておきましょう。

また新居での冷蔵庫の設置場所は、引越し業者のスタッフに明確に伝えましょう。食器棚やダンボールを搬入してからでは冷蔵庫を動かせなくなってしまいますのでご注意くださいね。

Point
冷蔵庫の荷造りには時間が必要なので計画的に準備しよう!
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余裕があれば冷蔵庫の掃除をしよう!

引越しは冷蔵庫の中を綺麗に掃除する絶好の機会と言えます。

普段入っている食品が無くなってみると、冷蔵庫内の油汚れや液体汚れを一目瞭然にチェックできます。台所洗剤を使用すれば簡単に落ちますので、できればこの機会に綺麗にしておきましょう。

また冷蔵庫の仕切板や製氷皿は脱着できますので、取り外して本格的に掃除するのもおすすめです。もし余裕があれば、冷蔵庫内をアルコール消毒しておくとパーフェクトですね。

引越しの荷造りで忙しいと思いますが、冷蔵庫の中身が空になる機会なんて滅多にありませんので、このチャンスを逃さないようにしましょう。

Point
冷蔵庫が空になったら掃除しよう!

新居ですぐに冷蔵庫の電源を入れない!

引越しが完了したらすぐに冷蔵庫の電源を入れて、荷造りした食品を戻したいですよね。ただ引越しの直後に冷蔵庫の電源を入れる際は注意が必要です。

引越し作業は冷蔵庫に多少なりとも振動を与えてしまいますので、冷却装置にオイルや水分が混入している可能性があります。この状態で電源を入れると、冷蔵庫の不調や故障に繋がってしまうリスクがあるのです。

そこで対策として、冷蔵庫の設置が完了して1時間ほど経過してから電源を入れるように心がけてください。こうすることで余分なオイルや水が流れ落ち、正常な状態に戻ってくれるのです。

ただ年式の新しい冷蔵庫なら、引越し直後に電源を入れても問題ありません。この辺りの情報は引越し業者のスタッフが精通していますので、作業員に確認してみましょう。

Point
冷蔵庫の搬入後、1時間ほど経ってから電源を入れる!

計画的に冷蔵庫の荷造りを進めよう!

いかがでしたでしょうか。冷蔵庫の荷造りを進める上では「中身を空にする」ことと「水抜き」の2つがポイントです。

冷蔵庫の中身を空にするためには、引越しの一週間前頃から計画的に準備する必要があります。それでも余ってしまった食材は、クーラーボックスなどに梱包してくださいね。

また水抜きも簡単な方法で実施できますので、忘れずに対応しておきましょう。

引越し作業員をしていると、冷蔵庫の荷造りが不十分で、悲惨な光景を目の当たりにすることがあります。冷蔵庫を無事に引越しさせるためにも、しっかりと荷造りを済ませておきましょう!

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