植木鉢の引越し

植木鉢を引越したい!気になる料金や梱包のコツを詳しく解説!

観葉植物として植木鉢を飾られている方もたくさんいらっしゃいますよね。この植木鉢ですが、引越しの際は少しだけ注意が必要です。引越し業者は植木鉢に関して特殊な対応を取っています。それでは植木鉢の運搬料金はどの程度かかるのでしょうか。

そこで今回は、引越しのお荷物に植木鉢がある場合の料金相場や対応を詳しく解説していきます。大切な観葉植物を無事に新居にお届けするためにも大切な内容ですので、ぜひご確認していただければと思います。

引越し業者は植木鉢を運んでくれるのか?

植木鉢の運搬料金をご説明する前に、伝えておかなければならない大切なことがございます。引越し業者は植木鉢を通常の荷物として取り扱ってくれません。そこでまずは植木鉢の位置付けから確認していきましょう。

引越し業者は植木鉢の搬送拒否権を持っている!

ご存知ない方も多いかと思いますが、引越し会社は国土交通省との間で「標準引越運送約款」を結んでいます。この約款上で植物の運搬に関する取り決めがされていますので、まずはこちらをご覧ください。

標準引越運送約款
第三章 荷物の荷受け
第四条 (引受拒絶)
2 荷物が次に掲げるものであるときは、当該荷物に限り引越運送の引受けを拒絶することがあります。
三  動植物、ピアノ、美術品、骨董品等運送に当たって特殊な管理を要するため、他の荷物と同時に運送することに適さないもの。

出典:国土交通省「標準引越運送約款

これに基づき、引越会社は植木鉢の運送を拒否する権利を持っているのです。それでは実際の現場ではどのような対応がされているのでしょうか。

植木鉢は条件付きで運ぶのが基本!

引越し会社は植木鉢の運搬を拒否すことはできますが、実際の現場では搬送を引き受けるケースが大半です。植木鉢の運搬を断ってしまうと、お客様を別の引越し会社に取られてしまうためです。

但し、上の標準引越運送約款をもとに、「植木鉢の状態は保証できない」旨の説明がなされます。具体的には、「運搬中に植物の枝が折れたり、葉っぱ取れたり、最悪枯れてしまったとしても、補償できません。」という説明を受けることになります。引越し会社に搬送を依頼する場合は、この条件を承諾する必要があります。引越会社の中には、書面を交わすケースもあるのですよ。

引越し会社提携の造園業者が対応することも!

大手の引越会社の中には、提携している造園会社に作業を委託する場合もございます。特にダンボールに入らないような大きな植木鉢の場合、造園会社を紹介されるケースも多くなります。

造園会社は専門の技術を要する会社のため、植物の状態もある程度保証してくれるメリットがあります。大切な植物をしっかり運んでもらいたいという方は、造園業者と繋がっている引越会社を利用するのがおすすめです。

とはいえ、どこの引越し業者が植木鉢を得意にしているのかご自分で調べるのは大変ですよね。そんな時は一括見積もりサービスがおすすめです。お荷物に植木鉢の有無を記載することで、植木鉢を得意にしている引越し業者と簡単に連絡を取ることができますよ。



植木鉢の引越し料金はどのくらいかかるの?

引越し会社が植木鉢を運搬する場合、通常のお荷物と同じ扱いで料金を計算するため、特別な費用が発生することはありません。ダンボールに入らないサイズの植木鉢の場合は、料金も高めに発生する可能性があります。植木鉢が大きくなる分だけ、トラックに積む際のスペースを取るためです。これも通常のお荷物の考え方と同じですよね。

引越しの料金相場は、季節やご利用パックによっても大きく異なります。詳しい料金を知りたい場合は、上でご紹介した一括見積もりサービスをご利用するのがおすすめです。このサービスでは同時に複数の引越し業者から見積もりを取れますので、条件にぴったりの会社を簡単に探すことができますよ。



料金見積もりでは植木鉢があることを伝えよう!

荷物に植木鉢が含まれる場合は、見積もりの際に必ず植木鉢があることを伝えてください。植木鉢の運搬は引越し業者にとってもイレギュラー対応になりますので、見積もりで伝えないと業者も困ってしまいます。

引越し当日に植木鉢があることを伝えても、作業員から搬送を断られてしまうケースもあるのです。運よく搬送してくれるとしても、追加料金を取られてしまうことは必至です。当日に思わぬトラブルにならないためにも、料金見積もりの際は、必ず植木鉢の存在を伝えましょう!

植木鉢をダンボールに梱包する方法!

植木鉢の扱いは特殊でしたが、梱包方法も特殊です。そこで植木鉢をダンボールに箱詰めする際のポイントを解説していきます。但し、引越業者から梱包方法の指示がありましたら、そちらの指示に従ってくださいね。

引越し前日から水やり禁止!

まずは梱包前のステップとして、植木鉢には引越し前日から水やりを控えるようにしましょう。これは引っ越し中の水漏れを防止するためです。

ダンボールは水にとても弱い性質があります。引越し中に植木鉢から水が漏れると、ダンボールが破れ、周りの荷物まで水が沁みてしまいます。

植木鉢の表面の土が乾いていても、下の方はしっかり水分を含んでいます。辛いかもしれませんが、水をやりたい気持ちをグッとこらえましょう。

植木鉢をビニール袋に入れる!

次のステップとしては、植木鉢をビニール袋に入れましょう。これは水漏れを防止するためです。ビニール袋は、スーパーの袋でも何でも問題ありません。大きめのビニール袋がない場合は、Amazonなどで格安で手に入りますよ。

袋詰めの際は、ビニール袋を閉じる必要はありません。袋を密閉してしまうと、植物が酸欠状態になってしまいます。これは植木が枯れてしまう原因ですので、ぜひとも気をつけてくださいね。

ダンボールに隙間なく入れる!

植木鉢をビニールに入れたら、いよいよダンボールに梱包していきます。梱包といっても簡単にできますので安心してください。

まずは植木鉢をビニールごとダンボールに入れます。そして植木鉢とダンボールの間に緩衝材を積めていき、植木鉢が動かないように固定します。緩衝材はプチプチでも新聞紙でも、なんでも問題ありません。1つの箱に2つ以上の植木鉢を入れる際は、植木鉢同士がぶつからないように、鉢の間にも緩衝材を入れてくださいね。

ダンボールの蓋は開けておく!

植木鉢をダンボールに入れ終わったら、ダンボールの箱を開けたまま引っ越しを待ちましょう。ダンボールの蓋を開けておけば、作業員も一目で植木鉢と判断でき、慎重に取り扱ってくれます。

また蓋の開いているダンボールはトラックの一番上に積み込むため、他の荷物の重さで植木が潰れてしまう心配もありません。さらに植木も光を吸収して光合成することもできます。

まさに一石三鳥の効果がありますので、うっかり蓋を閉じてしまわないようにご注意くださいね。

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植木鉢の引越し料金や対応は見積もりで確認しよう!

いかがでしたでしょうか。植木鉢を引越しする際の料金の考え方や梱包方法はご確認いただけましたでしょうか。引越し業者は植物の運搬を拒否する権利がありますが、大抵のケースでは運搬してくれます。ただし植物が枯れてしまっても文句は言えませんので、この点は注意が必要でした。それでは困る!という方は、造園業者と提携している引越し会社を利用するのがおすすめです。

植木鉢のある引越しでは各社異なる対応をしていますので、まずは一括見積もりサービスを活用して料金と対応をチェックしてみてくださいね!